平成30年に“北海道命名150年・北海道みらい事業”の一環として開催した｢北海道こども未来150作品展｣。それを引き継ぐかたちで、令和元年から “生（き）の芸術” とも訳されるアール･ブリュット展として開催。「障がいがある子もない子も同じ場で 自由に輝くアートの未来。」をテーマに、一般公募の子供たちに加え、全道の特別支援学校・学級（小・中学校）からの応募作品を展示します。
　優秀作品には、北海道知事賞･札幌市長賞･北海道教育委員会教育長賞･札幌市教育委員会賞ほか各賞を贈呈します。

　札幌市以外の道内各地域においても本展の意義を浸透させ理解を拡げるため、令和4年度新たな試みとしてスタートした「移動展」。令和5年度は、札幌含め道内５カ所で開催しました。ご興味のある方は事務局までお問合せください。

R5年度移動展 天塩会場の様子

「アール・ブリュット」とは

　「生（き）の芸術」という意味のフランス語。“Art アール”は芸術、“Brut ブリュット”は自然のまま、生（き）のままである様子という意味で、1945年画家ジャン・デュビュッフェが考案した芸術分野です。専門的な美術教育を受けていない人が沸き上がる衝動に従って自発的に生み出した、既存の芸術のモードに影響を受けていない絵画や造形のことです。当会は、こどもたちの自由な輝きを持つ作品ひとつひとつをアール・ブリュット作品ととらえています。